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2010年1月号

新年明けましておめでとうございます。
2010年も、よろしくお願いいたします。

昨年は、一年間にわたって「誕生石」をご紹介いたしました。
大変ご好評をいただきまして、年末には限定数はあったものの パワーストーンの販売も行う事が出来ました。
今年は、昨年紹介しきれなかった石や、石にまつわるお話を 毎月ひとつずつピックアップしてコラムを書かせて頂こうと思います。

今月は、パワーストーンの代表格『水晶』のお話です。
水晶の鉱物名は「石英」といいます。
加工する前の状態で六角柱の形をしているものが多く、 主な産地はブラジル・中国・ヒマラヤ山脈です。国内でも産出されています。
水晶というと無色透明の石を連想しがちですが、 紫(アメジスト)・ピンク(ローズクォーツ)・黄色(シトリン)という様々なカラーの水晶が自然に形成されます。
最近人気の、ルチルクォーツやガーデンクォーツも水晶の一種です。
珍しいものでは、クリソコラという石が水晶に浸透して何万年もかけて結晶化して作られるジェムシリカ、 水晶の形成段階で水をとりこんだ水入り水晶、酸化鉄などの不純物が 偶然にも葉や生き物(魚や鳥)の形を描いたものまで、種類は様々です。
偽物の水晶や加工した人工の水晶が最近では多く見られますが、 自然が作った色や形にはかないません。

石の意味としては、浄化・癒し・安定という万能パワーストーンと言われています。
縁起物として、玄関やリビングに水晶を飾る方も沢山いらっしゃいます。

パワーストーンのお店を覗けば必ず目にすることができる石ですから
一度、じっくりご覧になられてみてはいかがでしょうか。