バックナンバー

2011年11月号

今月も皆様にお便りできますこと、心より感謝致します。
9月後半から10月にかけて、とても厳しい空気が流れ
皆様にも個々、大変な時期だった方もおられると思います。
個人レベルにおいては、大きな引き算の時期だったと
多数の方からご報告として頂けました。
この引き算は、特に対人関係や信頼問題に関して多く
深く心を傷められた方も多かったことと思います。
皆様ひとりひとり、一刻も早く傷が癒えますよう
心よりお祈りさせて頂くばかりですが
この痛みも決して無駄なものではなく
傷と同じだけの深い意味のあるものと感じております。
ご自身にとって今までは大切だったり逃げられなかったこと
けれども、とても痛みや労力、時間を伴うもの
それらを手放しても良いのだという流れだったと感じております。
どんなに手を尽くしても辛い時間や報われないことの方が多い
頭では解っていても、心では割り切ることのできない
そうしたものが、予告のない外科手術のように切り放される
9~10月、場合によってはこの11月も
そんな厳しく辛い、けれども必ずプラスになることが訪れる兆しでもある
そんな、未来へのための新しい波の始まりの時期です。
辛い方皆様にに非があるのではありません。
もっと良いものがたくさん入って来るためのスペース確保のための
ちょっと早い、心の年末大掃除と思って頂けたらと思います。
心に空いた穴が大きいほど、それ以上のものがそこに埋まります。
どうか少しでも可能な限り、ご自身に優しくしてあげて
ご自身をたくさん褒めて、味方になってあげてお過ごし下さい。
一日も早く心が夜明けを迎えますよう、心よりお祈り致します。