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2011年12月号

とうとう今年もあとわずかとなりました。

この一年も皆様にご愛顧頂けましたこと
心からの感謝を申し上げます。ありがとうございます。

今年を振り返ると、傾向として感じたことは
経済・天才を始めとした社会全体の風が厳しく
個人の生活に強く影響を及ぼしたように思います。

恋愛では 男性側の慢性的な時間不足や疲れからの
連絡不行き届きや気持ちのすれ違い
仕事では 不況や派遣切りと、残った側の労働環境の悪化
これらに伴う心身の不調に関するご相談も多い年でした。

私の場合は、お客様とのインフォームド・コンセントを
大切に考える事を重視しておりますが
今年は特に、例年にない厳しい情勢の中
お客様の心情吐露に対するカウンセリング要素が強い年でした。
そうしたスタイルをお好みではないお客様には
残念な思いをさせてしまったかもしれません。
まだまだ自己研鑽が必要だと、強い反省の念があります。
目標を見つけて下さったことに、深く感謝致します。

来年はどんな年になりそうでしょうか。
私の感覚では、社会は変わらず厳しいものとなりそうですが
各個人がそれぞれの個性で適応してゆきながら
恋愛でも仕事でも、柔軟により良いスタイルを見つけ
出会いや環境を開拓していく一年になって行きそうです。

失ったものがあったとしたら、振り返ってみて下さい。
大切だったとしても、辛い時間の方が多かったなら
手放すことで、もっと良いものが掴めます。
今年はそのための引き算、言わば準備の年でした。


どうか皆様ひとりひとり、一番良い形の幸せが訪れますよう
良いお年を迎え、来年が良い年になりますよう
心より ご祈願させて頂けたらと思います。